解説
銀座5丁目の晴海通りに面したビルの5階に、美容外科が竣工。
これから日本でもポピュラーになる新しい美容外科のベンチマークとしての位置づけを求められました。
そこで、ウェイティング・サロンを中心に、各諸室がストライプ付きのガラスパーティションで仕切られ、
「開放性」を演出すると同時に、ブラインドやタペガラスにより諸室の用途に応じて
柔らかく仕切ることにより、患者の人目への「配慮」に気をくばりました。
また、曲線ガラス、ソファそして間接光により、流れるような透明で柔らかな空間を実現しています。
コンセプトこれから日本でもポピュラーになる新しい美容外科のベンチマークとしての位置づけを求められました。
そこで、ウェイティング・サロンを中心に、各諸室がストライプ付きのガラスパーティションで仕切られ、
「開放性」を演出すると同時に、ブラインドやタペガラスにより諸室の用途に応じて
柔らかく仕切ることにより、患者の人目への「配慮」に気をくばりました。
また、曲線ガラス、ソファそして間接光により、流れるような透明で柔らかな空間を実現しています。
銀座という場所性もあり、既存の美容外科から脱却したこれからの時代にふさわしい新しいベンチマークとしての空間提案を求められた。美容外科の性質上、プライバシーを守ることは重要である。それでいかに入りやすく、オープンな気持ちの良い空間を作れるか。我々は「開放性・気配り・効率性」をキーワードに、デザインの検討を重ねた。
■オープンな美容外科
ウェイティング・サロンを中心に各諸室をストライプ付きのガラスパーティションで仕切り「開放性」を演出すると同時に、曲面ガラスやソファにより透明で流れるような空間を演出した。エントランスも、ガラスで仕切ることにより、内部の雰囲気が見え、初めて入る患者にも安心感を与えるようにしている。
■患者への「気配り」を実現したプランニング
診療室等諸室を明快にコの字型に配置し、エントランスから奥に行くにつれ、ピーリングルーム、手術室といったプライバシーを要求する諸室を配置した。ブラインドのピッチに合わせたストライプにより透過性をコントロール出来るようにしたり、ウェイティングのソファーに座る患者の目線が合わないようにタペガラスで柔らかく仕切ることにより、患者同士の人目への「配慮」に最大限気を配った。
■光による雰囲気づくり
ウェイティング・サロンを中心に、間接照明をメインに使用し、やわらかな光の演出によって安らぎ感を出した。また、ガラスの受付カウンター内部にLEDのライン照明を設置して、様々な光のグラデーションが楽しめるように演出した。
建築概要■オープンな美容外科
ウェイティング・サロンを中心に各諸室をストライプ付きのガラスパーティションで仕切り「開放性」を演出すると同時に、曲面ガラスやソファにより透明で流れるような空間を演出した。エントランスも、ガラスで仕切ることにより、内部の雰囲気が見え、初めて入る患者にも安心感を与えるようにしている。
■患者への「気配り」を実現したプランニング
診療室等諸室を明快にコの字型に配置し、エントランスから奥に行くにつれ、ピーリングルーム、手術室といったプライバシーを要求する諸室を配置した。ブラインドのピッチに合わせたストライプにより透過性をコントロール出来るようにしたり、ウェイティングのソファーに座る患者の目線が合わないようにタペガラスで柔らかく仕切ることにより、患者同士の人目への「配慮」に最大限気を配った。
■光による雰囲気づくり
ウェイティング・サロンを中心に、間接照明をメインに使用し、やわらかな光の演出によって安らぎ感を出した。また、ガラスの受付カウンター内部にLEDのライン照明を設置して、様々な光のグラデーションが楽しめるように演出した。
計画地 | 東京都中央区銀座5-9-1 KOTYビル5F |
用途 | 診療所(美容形成外科) |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上9階建(5F部分) |
延床面積 | 312.4m2(94.5坪) |
施工期間 | 着工2005年7月 〜 竣工2005年10月 |
プロデュース・施工 | 森山博也/LIFE+ |
ディレクション | 納村信之/tele-design |
デザイン・設計 | 古川明久/Space Cruise |
Webサイト | http://www.coquelicot.co.jp/ |
入賞
アイカ ショップデザインコンテスト2006 入賞
グッドデザイン賞 ノミネート ビッグサイトにて展示
(2006.08.22〜26)
http://www.japandesign.ne.jp/gdp/
雑誌掲載グッドデザイン賞 ノミネート ビッグサイトにて展示
(2006.08.22〜26)
http://www.japandesign.ne.jp/gdp/
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