先週と今日、立て続けに定期講習に望みました。
建築士法の改正により管理建築士講習も建築士定期講習も３年ごとに
定期講習を受けなければならなくなりました。

先週は管理建築士講習＠五反田でした。
管理建築士講習は、建築士事務所の管理をする建築士が受けなければならないもので、主に事務所の法的な管理や契約、建築基準法、建築士法、品質確保の法律、等を学び直しました。
運営面でのことに主眼が置かれてるような感じ。
丸１日がかりで、講習後には修了考査まであります。終わる頃はへとへとでした。

そして今日はビッグサイトで建築士の定期講習会でした。管理建築士のと内容が
かぶってるのもあるけど、こちらは建築士事務所に所属するすべての建築士が３年以内
ごとに受講しなければなりません。

経過措置は来年３月まで。大分迫ってきたからか人数は多め。

こちらもテキストを中心に進めますが姉歯事件をきっかけに出来た講習なので新設された
罰則規定や建築紛争処理、建築士の倫理についても学び直します。また、トレンドである
省エネ法や耐震構造についても、そしてテキスト中には東日本大震災の建築制限の特例法についても触れられてました。

朝から晩まで盛り込み過ぎな内容で進み、最後はやっぱり修了考査で終わりました。
管理建築士講習　＆　建築士定期講習会のどちらも、今回がはじめて。また３年ごとに定期講習があります。こんなにみっちり講習を受けるのも建築士試験の頃以来かな。
よい刺激になったけどやはり疲れました。

また、最後にまだ講習を受けてない方々がかなりいるらしく、今後講習自体パンクする恐れもあることと、経過措置後受けてないことが発覚した場合の建築士、建築士事務所の罰則も検討してると説明がありました。
まだ受けてない建築士の方はすぐ申し込むことをお勧めしますよ。