新しく分譲マンションを購入した大宮のいとこからの発注で、
デザインしたTVボードや棚の家具工事に立ち会ってきました。

頼まれたのはTVボードの他、キッチンカウンター下収納と、長さの違う袖壁に
すっぽり入る食器棚です。
LDK奥の間口3.4mの端から端まで一杯の壁付TVボードにしました。
福島の工場で製作し搬入。
さすがに１本もので搬入が難しいため、上下とも３ピースに分けて、現場で組み立て。

上の棚は梁下に合わせて取付け、段差のある奥側の梁は壁と同じ白いパネルで
隠すことにしました。

取付け完了。４２インチのTVが程よく置けました。下の段は真中の４枚が半透明ガラス、
上の段はディスプレイのため両端４枚を透明ガラスにしました。
床のシックな色に合わせ木扉もシックなヴェンゲ色に。
両サイドの棚板部分は鏡貼にすることで奥行き感が出ました。

ボードの上下にはLEDの電球色の間接照明を仕込み、柔らかい光で空間を演出します。

キッチンカウンター下のわずかな隙間に作った収納棚。奥行約２０cmながら、
意外と使えます。

袖壁の長さの違うスペースには、斜めにカットした食器棚をはめ込みました。
斜め部分も意外と奥行きがあり、いろんな物が入りそうです。

家具といとこの子のショット。スケール感が分かるような分からないような。
しきりに間接照明に興味を持って覗いていました。

前回買った分譲マンションも同じように頼まれて据え付けの家具を作り、買い替え時に
家具付きで良い値で売れたそうです。中古マンション市場が拡大する今後、
内装でバリューアップして住み替え、高値で売る、というのも増えそうですね。