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福田首相辞任で200年住宅ビジョンは?

エコハウス、環境共生型住宅、長寿命住宅など、最近様々なところで環境に配慮した、また長寿命の住宅の研究が
おこなわれている。私もいくつかの研究会に参加していたが、200年住宅ビジョンを進めていた福田首相が辞任した。

建築家としてはジレンマを抱える部分もあるが、長寿命の住宅は世界的な流れでもある。
特に日本は担保評価において極端に寿命が短いのが現状。住宅ローンを組んでも返し終わる
頃には価値がほとんど無くなり、そのため、アメリカのような中古住宅流通市場はなかなか広まらない。

ケンプラッツの記事によると、200年住宅ビジョンは変わらず進んで行くようだ。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20080902/525839/

政治による強いメッセージは必要だが、現場レベルでの研究や開発は左右されず地道に進めて行くことが大切だと思う。
それに、住宅の長寿命化には、長寿命に耐えられる街のシステムや景観等、長く使い続けられる環境面での整備も同時に考えていく必要があるだろう。

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