1_index.html 建築家と創るデザイナーズ住宅・レストラン・クリニック・オフィス|スペースクルーズ一級建築士事務所 東京: 2008年01月


2008年01月
« 2007年12月 | 2008年02月 »
明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
皆様にとってよい年となりますように。

今日は実家の新潟で初詣。白山神社へ行ってきました。
雪もちらつく寒さで新潟の正月という感じですが神社は初詣の人で混雑してました。

去年のお札を燃やしてます。そこでスルメを焼いてる人たち。

並んで神社の中でご祈願。今年の家族の健康を祈願しました。

新潟のB級グルメと言えば、イタリアンとポッポ焼き。ポッポ焼きは首都圏でまだ見たことがない新潟名物の黒糖蒸しパンです。
屋台もここだけは大行列。

寒かったけどこれを食べずに正月を迎えた気がしないので並んで買いました。
激寒の中で食べるのがいいんでしょうね。

そんなこんなで、3日には東京に戻る予定です。

みなさま今年もどうぞよろしくお願いします。


書道学会展2008

上野の東京都美術館の書道学会展に行ってきました。
ここでは毎年恒例で、書道家の父の書が展示されてます。

今年は中国大使賞を受賞しました。

「楽後憂先」。先を憂いて後を楽しむ、と言う意味だそうです。
私も父には習字を一時期習ってましたが最近はPCに向かうことがほとんどで
書道はめっきりです。。そのうち時間が出来たらまたやってみたいですね。

授賞式、祝賀会は精養軒でおこなわれました。両親と共に参加させてもらいました。

その後新潟から上京してる両親をかるく東京案内。丸ビルでたまたまやってた冷凍保存のマンモス、「リューバ展」へ。実物は毛もしっかり残っている、子象のよう。展示自体はそんなに大きい物ではありませんが、3万7千年前のマンモスが目の前にある、というのはなんか不思議な感覚でした。3万7千年前の世界はどんなだったんだろう、と想像しただけでワクワクしますね。


SPACE FOR YOUR FUTURE展

東京都現代美術館に『SPACE FOR YOUR FUTURE』展を見に行ってきました。

「アートとデザインの遺伝子を組み換える」をテーマに、ヴィジュアル、ファッション、
建築、インスタレーション、などの今旬のアーティストが出展しています。

看板の写真はタナカノリユキ氏のアートワーク。モデルは沢尻エリカ。

企画展の展示会期がもうすぐ終わるので、入り口から行列でした。

展示物は撮れませんでしたが、見て面白かったのは、まず建築家 石上純也氏の
巨大なアルミの風船。4層吹き抜け空間にぴったり収まるかのように巨大なアルミの物体が
浮かんでいる。ちょっとしたビルの大きさの物体が人の指で動いたり、床から浮遊しながら
上下したりしている。ヘリウムガスが入っていて、外部の空気と微妙な関係で、浮かびながら
静止している。表面のアルミが映し出す風景の映り具合も面白かった。みんな吹き抜けから
見下ろしたり、床から座って眺めたり、思い思いに体感してました。

同じ建築家では、SANAAによる、曲面ガラスの1/2スケールの住宅の展示がありました。
すべて曲面でうねったガラスは、内部と外部が相互に組み合わさり、中にいても外部、そとにいても内部という感覚になります。軽さが売りの建築はさらに軽くなりました。

看板にも出ていたタナカノリユキ氏のアートワークは、今回は得意のCGワークを封印し、
すべて実写真でメイクのみで100パターンのキャラクターの沢尻エリカを表現していた。
一人の人物でこれだけ違う表情、キャラクターが写真から伝えることができるものなんだと
思った。

エルネスト・ネトのインスタレーションは、着るクッション。どこでもゴロゴロ。でも意外と
重いようで、体感してる人は妊婦体験のようでした。。

ファッションデザイナーのフセイン・チャラヤンの作品は、LEDとレーザーを使ったドレス。
LEDが生地の裏側一面にびっしり配置され、一見白の普通のドレスは様々な色でさまざまな模様を作り出す。
レーザーのドレスは赤レーザーを洋服から発し、かなりの存在感をアピールしていた。

久しぶりにアートらしいアートの展示を見た気がする。
テクノロジーの進歩はあるが、全体的にエコな時代を反映したやさしい感じの物が多かった
ようだ。
たまにこういうものを見るのは脳の眠ってる部分が刺激される感じで、新しい発想の種に
なったと思います。